腱鞘炎

腱鞘炎

腱鞘炎とは、指の「腱鞘」が何らかの原因で厚くなったり硬くなったりして、腱鞘を通過する腱と「腱鞘」がこすれ合い、炎症が起こって「痛み」や「腫れ」が現れる症状です。
女性の場合、家事や育児などで手指を使いすぎると、腱鞘と筋肉がこすれて炎症をおこしやすくなっています。

<腱鞘炎を起こしやすい人の特徴>
手をよく使う人(パソコンでの作業の多い人・楽器の演奏・文字の書きすぎる人)
・更年期の女性
・妊娠・出産期の女性
・糖尿病の人
・関節リウマチの人
・人工透析を受けている人

手首で起こる腱鞘炎「ドケルバン病」
腱鞘は指だけでなく手首の親指側にもあり、ここで起こる腱鞘炎を「ドケルバン病」といいます。ドケルバン病の症状は、手首の「痛み」や「腫れ」です。特に親指を広げたり、反らしたり、動かしたりすると、強い痛みがでるのが特徴です。

腱鞘炎が進行して起こる「ばね指」
腱鞘炎が進行すると、指が”カクン”とはねる「ばね指」という症状が起こる場合があります。腱鞘が厚くなったり硬くなったりすると、通り道が狭くなって腱の通りが悪くなり、こすれて、腱の一部にも炎症が生じて腫れてしまいます。すると、腫れた腱の部分が腱鞘に引っかかり、指がスムーズに曲げ伸ばしできなくなるのです。さらに、指を動かそうと強い力を加えた時に腱の腫れた部分が”カクン”とはねるように腱鞘を通過してばね指が起こります。

🌷腱鞘炎の鍼灸治療
炎症の起きている箇所やその周辺に、鍼や灸で刺激を与えていきます。 また、手の延長線上にある腕、肩、首、腰などのこりによって、手首などに負担がかかっていることが多いため、これらの部位にも施術します。 鍼や灸が腱鞘炎の治療には、痛みを鎮める効果や血行を良くすることで、自然治癒力を高めるていきます。

Tags:

Search


Categories


Recent Posts


Tags


まだここに表示するコンテンツはありません。